お知らせ
ガス栓の“誤開放”による事故の防止について
近年ガス栓の誤開放による事故が増加しています。ガスを安全にお使いいただくため、以下の点にご注意ください。
@ヒューズガス栓における対策
ヒューズガス栓は、ゴム管やガスコードを用いてガス機器を接続するガス栓です。このガス栓による誤開放は、二口ガス栓の未使用側(ガス機器が接続されていない側)を誤って開いてしまうケースが多くなっています。
対策としては、既存のガス栓を多重安全機構を持つ「ON・OFFヒューズガス栓」「リターン式ヒューズガス栓」「ガスコンセント」へ交換することが有効です(費用はお客様のご負担となります)。すぐにガス栓を交換できない場合は、ガス栓カバーを装着することで誤開放を防止することができます。ガス栓カバー(有償)をお求めの際は、LPガス販売事業者へおたずねください。
A可とう管ガス栓における対策
可とう管ガス栓(写真)は、ガス栓と燃焼器用ホース(写真)をねじで接続するガス器具で、風呂釜や瞬間湯沸器の付近に設置されています。このガス栓による誤開放事故は、機器が接続されていない状況で誤ってガス栓を開いてしまうケースがほとんどです。
可とう管ガス栓とホース(ガス機器)との接続はお客様で行わず、必ずLPガス販売事業者に依頼してください。また、ガス機器が接続されていないガス栓においては、必ず止め栓が付いていることをご確認いただき、付いていない場合は、LPガス販売事業者へつけてもらうよう依頼してください。
なお、業務用ユーザー様におかれましては、可とう管ガス栓を機具栓(ガス機器に付属している栓)の代わりにご使用になられているケースが散見されますが、危険ですのでおやめください。